今回は投資関係の本を紹介したいと思います。「オニールの成長株発掘法」は非常に有名な本で、知っている方も多いかと思います。一般的な紹介は本の購入ページなんかを見れば、わかるとして、私なりのオススメポイントなどを書きます。
この本を買って一番よかったポイントとしては、過去のチャートが非常にたくさん掲載されていることです。第一章では1880年〜2008年までの間の大化け株100個分のチャートが掲載されています。チャートのパターンが何で重要なのかという点についての私の理解としては、「人間の感情がそこに反映されているから」だと思っています。過去にどんな人が買っていて、どんな気持ちになっていて、、、といったものについては、ある一定の規則性があっても全然不思議ではないと思います。一方で、最近は、テクノロジーの進化に伴い、機械的な取引(アルゴリズム取引のような)もあると思いますが、市場参加者の大半がそうなっているわけではないと思いますので、まだまだ通用すると思います。
また、この本では、同時にファンダメンタルズについても触れられていて、大変勉強になりますね。この部分については、私は正直なところ、あまり詳しい所まではわからないので、この本を読んで勉強している所です。
以上のように、チャートがたくさん掲載されている事もあり、電子書籍ではなく、実物の単行本を買うのをおすすめします。私なんかは、その本の中で、自分が持っている株と似た感じになりそうな形のチャートに鉛筆で印なんかをして、自分の保有している株がそれに似た値動きをするかどうかなどを時々検証したりしています。
非常に濃密な内容で、データ(チャート)が豊富に記載されています。株式投資が好きな人で、チャートを見たりするのが好きな人であれば、だいぶ楽しめると思います。