はじめに
海外旅行時には、いつも日本で使っているSIMカードでは通信に気をつける必要があります。例えば、非常に高額になったりとかそもそも繋がるようなプランを提供していなかったりします。
Googleマップとかは馴染みがない土地では必須でしょうし、LINEやWhatsAppとかで電話したりする人も多いでしょうから、通信手段は生命線とも言えます。
そんな中で、そういった場合にeSIMって便利ですよという事で今回紹介したいと思います。
このブログでは、過去に色々なeSIMを紹介してきましたが、色々見てみて、自分に合ってそうなものを選んでみてください。
そもそもeSIMとは?
eSIMとはEmbedded SIMの略で、組み込み式のSIMカードという意味です。 ですので、スマホに埋め込まれており、出したり入れたりは必要ないです。SIMの出し入れなども必要ないので、便利です。
で、ここが重要なポイントなのですが、eSIMに対応しているスマホの機種じゃないと使えないです。なので、ちょっとでも興味がある人は、まず自分の機種がeSIMに対応しているか確認してください。私は現在、iPhone 15 proを使っていますが、これは対応しています。
他の手段(モバイルWIFI、通常のSIMカード)とeSIMの比較
一旦、モバイルWIFI(日本の空港で事前に受け取るもの)や、通常のSIMカード(これは、海外旅行に行く前にアマゾンとかでその国のSIMカードを購入することを想定)に対するeSIMの利点について説明しますね。
まず、モバイルWIFIだと端末を借りにいったり、返却したりといったことが少し面倒ですよね。あと、充電もしなくてはいけませんし、ちょっとゴツくて、身軽にしたい時に面倒だったりしますね。カバンなしで出かけようとしても、ポケットが一杯でパンパンになってしまいます(笑)。
これに対して、eSIMでは端末の返却なんかは必要ないですし、スマホを充電すれば良いだけで、プラスアルファで何かを持ち運ぶ必要もないです。
通常のSIMカード(旅行先の国のもの)を使う場合、差し替える時には、前のSIMカード(通常日本で使っているもの)を無くさないように気をつける必要があります。割と旅行先についてすぐ使いたい場合が多いと思いますが、空港について、スマホのケースを外して、SIMカードを入れ替えてとか結構面倒くさいですよね。また、事前にその国のSIMカードを入手する必要があり、一手間かかります。
Sailyとは
Sailyは色々な国のeSIMを提供してくれています。150以上の国に対応しています。
Saily は、NordVPN のチームによって作成された、急成長中の eSIM サービス です。NordVPNについて、ここで詳しくは触れませんが、結構有名なVPNサービスです。そういうしっかりしたチームによって支えられています。
どの国に対応しているかなどの詳しいことは以下にリンクを貼っときますから、確認してみてください。
以下にも各地域ごとに対応している国、地域をまとめておきますね(2024.06.29時点の情報)。
<国>
北米 | アメリカ合衆国、カナダ、グリーンランド |
中南米 | アルーバ、アルゼンチン、アンギラ、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、ガイアナ、グアテマラ、グアドループ、グレナダ、コスタリカ、コロンビア、サン・バルテルミー島、ジャマイカ、スリナム、セント・マーチン島島、チリ、ドミニカ、ドミニカ共和国、ニカラグア、ハイチ、パナマ、バハマ諸島、バミューダ諸島、パラグアイ、バルバドス、プエルトリコ、ブラジル、フランス領ギアナ、ベネズエラ、ベリーズ、ペルー、ホンジュラス、マルティニーク、メキシコ、モンセラット |
アジア | インド、インドネシア、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、モンゴル、中国、中国(マカオ)、台湾、日本、韓国、香港 |
中東 | アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イスラエル、イラク、オマーン、カタール、カメルーン、クウェート、サウジアラビア、バーレーン、ヨルダン |
ヨーロッパ | アイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アルバニア、アルメニア、アンドラ、イギリス、イタリア、ウクライナ、ウズベキスタン、エストニア、オーストリア、オランダ、カザフスタン、キプロス、ギリシャ、キルギス、クロアチア、コソボ、ジブラルタル、ジャージー島、ジョージア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロべキア、スロベニア、セルビア、タジキスタン、チェコ共和国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フェロー諸島、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、マン島、モナコ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルグ |
オセアニア | オーストラリア、サモア、ソロモン諸島、トンガ、ナウル、ニュージーランド、パプアニューギニア、バヌアツ、フィジー、フランス領ポリネシア |
アフリカ | アルジェリア、ウガンダ、エジプト、エスワティニ、ガーナ、カーボベルデ、ガボン、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、ザンビア、ジンバブエ、スーダン、セイシェル、セネガル、チャド、チュニジア、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ベナン、ボツワナ、マダガスカル、マヨット、マラウイ、マリ、モーリシャス、モザンビーク、モロッコ、リベリア、ルワンダ、レソト、レユニオン、南アフリカ、南スーダン |
<地域>
複数の国を旅行する予定の方や、最終目的地に到着する前に第三国の空港でトランジットされる方は、地域ごとのeSIMを買うのはアリですね。
価格のイメージ
価格のイメージとして、韓国の例を下にあげときます。国によって異なりますので自分が行く国について調べてみてください。韓国だと1GB(有効期間7日)で3.99ドル、3GB(有効期間30日)で7.99ドルのような感じになってますね。
Sailyのアプリ
実際に使ってみる場合には、Sailyのアプリをスマホに入れると便利だと思います。以下にiPhoneとANDROIDそれぞれのアプリのリンクを貼っておきます。
まとめ
・eSIMに対応したスマホを持っている人は、海外旅行時にeSIMを使うことをおすすめします。
・eSIMの提供元としてはSailyも選択肢の一つとして、おすすめです。値段も手頃で、またアプリで残りの通信容量をいつでも簡単に確認できるので、安心して使うことができます。