はじめに
マイホームを少し前に買っていたのですが、諸事情のため住所変更をする必要があり、自分でやってみました。結果的には、特に問題なくできました。ただ、住所変更といえど、結構面倒くさかったです。以下では、素人の私がやったやり方を簡単にまとめます。
私は、「ちょっとやってみました」レベルなので、あくまで、当記事は流れというか全体感を把握する程度にとどめて頂ければ幸いです。
現時点（２０２２年）では、変更は義務化されていませんが、今後は義務化される方向のようです。いずれにしても、マイホームって非常に高価なものですし、そういった書類周りはちゃんとしときたいなぁという個人的な考えもあり今回やってみました。私の場合はマンションです（一軒家とマンションで申請書において記入する書式が異なります。）
マイホームの全部事項証明書で内容を確認
この書類は提出するわけではありませんが、申請書を書く際に、当証明書の内容が必要になります。私は、マイホーム購入時に取得したものが残っていましたので、その内容を元に後述の申請書に記入しました。
収入印紙を購入
近くの郵便局で購入しました。１０００円を２枚。土地と建物の２個（１個あたり１０００円）になります
申請書の準備
https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/minji79.html
私は、オンライン申請も考えたのですが、ちょっと理解力が足りず、諦めました。結果としては、紙の申請書を法務局に手渡しで出しました。このページの10）登記名義人住所・氏名変更登記申請書（住所移転の場合）というところのフォーマットを印刷して該当部分に手書きで記入しました。２通りの書式があると思いますが、マンションの方は「敷地権付き区分建物」を使ってください。一軒家の方はもう片方のものになります。記載例も挙げられていますのでそこも参考になります。私は、記載例を参考にして、全部事項証明書を元に記入しました。
住民票の準備（必要に応じて戸籍の附票も準備）
基本的には、登記上の住所と現在の住所のつながりを全て証明する必要があります。私は、何回か住所が変わっていたので、住民票と戸籍の附票を準備しました。「戸籍の附表だけで説明できるんじゃないか？」と思ったのですが、如何せん少しでも面倒臭くないようにしたいとの思いから住民票と戸籍の附表の両方を提出しました。戸籍の附票は、本籍地の市役所じゃないと取れないのですが、最近は郵送で依頼できるようになってたので大分助かりました（とはいえ、郵便為替を同封してくださいという事になっていたので、郵便局の窓口に行く羽目になりましたが）。この対応は市役所ごとに変わると思いますので、ネットとかで確認してくださいね
書類のまとめ、契印
書類が揃った所で、申請書、白紙の紙（収入印紙を貼り付けました）、住民票、戸籍の附票の順番、左側を２ヶ所ホッチキスでとめます。その後、「契印」というのをやります。これは、ページをめくって、１ページ目と２ページ目の境に押印することです。今回の場合だと４枚あるので、１ページ目の裏側と２ページ目の表側、２ページ目の裏側と３ページ目の表側、３ページ目の裏側と４ページ目の表側のそれぞれをまたぐ境に押しました。「契印」については下記のページなんかが参考になると思います。
https://www.hankoya.com/untiku/keiin.html
法務局に提出
その後は、書類一式を法務局に持っていきました。地域によってどの法務局に行けば良いか決まっています。
以下のページなどから管轄を調べて持って行ってください。
https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/kankatsu_index.html
郵送もできるようですが、私は正直なところ、初めてこんな書類を書いたものですから、間違っているとかえって面倒だなと思ったので持参しました。私の場合は、自転車で行けるぐらいの所に管轄の法務局がありました。
法務局に行く際には、身分証明書（免許証、マイナンバーカードなど）と印鑑を持参しました。窓口で話をすると簡単な書類に住所とサイン、捺印かなんかして、「◯月△日以降に、「完了証」（手続きが終わったことを示すもの）をとりにきてください」と言われました。窓口の方が、ざっと書類の内容を見てくれているようでした。何か問題があったら、電話が行きますともいってましたね。窓口では、普通に親切に対応してくれました。
法務局で完了証の受け取り
言われていた期日が来たので、再度、法務局に完了証を受け取りにいきました。特に問題なくできました。受け取りの際は、以前行った時の受付票的なものと、印鑑を持参しました。
まとめ
それほど、トラブルもなく住所変更を無事行うことができました。ただ、正直、手続きは面倒くさかったです。一方、不動産って結構高価ですし、こういった手続きも必要なのかもしれないなとも思いました。あと、オンラインでの手続きが今後、もっとやりやすくなれば、良くなってくるのかもしれませんね。